Overview
Net-SNMP を利用して、SNMP トラップの受信を行います。
インストール
net-snmp-utils
をインストールします。
[root@centos-5 ~]# yum -y install net-snmp-utils
/etc/snmp/snmptrapd.conf
/etc/snmp/snmptrapd.conf
をエディターで開きます。
[root@centos-5 ~]# vim /etc/snmp/snmptrapd.conf
/etc/snmp/snmptrapd.conf
を編集します。
authCommunity log,execute,net public
traphandle default /usr/bin/traptoemail -s 127.0.0.1 root
authCommunity log,execute,net public
: SNMP トラップの認証情報を設定します。コミュニティ文字列としてpublic
が指定されており、受信したトラップはログに記録 (log)、指定のコマンドを実行 (execute)、ネットワークを介して転送 (net) されます。traphandle default /usr/bin/traptoemail -s 127.0.0.1 root
: デフォルトのトラップハンドラを指定しています。すべてのトラップを受信すると、/usr/bin/traptoemail
コマンドを使用してトラップ情報をメールで送信します。オプション-s 127.0.0.1
はメールの送信元アドレスを指定し、送信先はroot
です。
サービス起動設定
snmptrapd
サービスを起動し、システムの起動時に有効になるように設定します。
[root@centos-5 ~]# service snmptrapd start && chkconfig snmptrapd on
CentOS 5 Net-SNMP SNMPトラップ受信設定