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TCP フラグの ECE と CWR

TCP フラグとして広く知られる SYN は、たまに ECE (Explicit Congestion Notification Echo)と CWR (Congestion Window Reduced) というフラグと一緒に使用されることがあります。

これらのフラグは、通信路の輻輳(ネットワーク上のデータの過剰な蓄積)を回避するために設計されています。具体的には、CWR は輻輳ウィンドウの減少を通知するためのものであり、ECE は相手に輻輳が発生していることを通知します。これらの機能は RFC 3168 で規定されています。

一方、私の理解が不足している部分もあるかもしれませんが、通信の初回接続において、ECE や CWR が SYN と一緒に送信されるケースは通常見られません。なぜなら、これらのフラグは輻輳の状態を示すためのものであり、初回の接続ではまだ通信路上の輻輳状態についての情報が得られていないからです。

もし、初回接続でこれらのフラグが送信される場合、ファイアウォールなどのセキュリティ機器によって不正なパケットとして検知される可能性はあるかもしれませんね。

TCP フラグの ECE と CWR

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