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Cisco KRON コマンド スケジューラー

KRON は、Cisco におけるコマンドラインスケジューラーです。KRON を用いると、CLI コマンドを特定の間隔や日時に、またはシステム起動時に実行できます。元々は Cisco Networking Service コマンド向けに設計されましたが、現在ではより幅広いアプリケーションに利用されています。例えば、Cisco Networking Service イメージエージェント機能を用いれば、ファイアウォール外のリモートデバイスやネットワークアドレス変換 (NAT) アドレスを使用するリモートデバイスが、KRON を通じてイメージの更新を行えます。

KRON には、ポリシーリストとスケジューリングの基本プロセスがあります。ポリシーリストには、同時刻または同間隔で実行される完全修飾された EXEC CLI コマンドが含まれ、これらは特定の日時やシステム起動時に実行されます。それぞれの実行は、1 回のみまたは繰り返し実行が可能です。

はじめて、KRON というキーワードを聞いた際、「この人は Linux の CRON と勘違いして話していないだろうか?」と少し疑問に思いましたが、調べてみると実際に存在しており、また、機能的にも、Linux の CRON や、Windows のタスクスケジューラーと同じ目的を持っているようです。

私が KRON を知ったのは、2012 年頃であり、その後、ネットワーク業界に近いところにいても、全く耳にしない機能なので、実際はあまり使われていないと思います。

また、このような運用自動化に近い機能は、通常であれば別の何かで統合されて実施されていると思いますし、KRON はあくまで機器単体の機能なので、使用したとしても小規模な構成でしか使用されないのではないかと思います。

Cisco KRON コマンド スケジューラー

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