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Cisco CISCO1812J のコンパクトフラッシュ交換

はじめに

自宅のインターネット接続ルーターとして、ヤフオクで購入した CISCO1812J を使用しています。これは、私がネットワークエンジニアであり、自宅での Cisco の勉強していた頃の名残りです。

今回、この CISCO1812J の IOS を最新に更新したいと考えましたが、32MB のコンパクトフラッシュでは最新の IOS を使用することができませんでした。そのため、市販の Transcend TS1GCF133 (1GB) に交換し、最新の IOS をインストールする手順を以下で紹介します。

現行のコンパクトフラッシュで起動

まず、現行のコンパクトフラッシュでそのまま起動します。

起動したままコンパクトフラッシュを交換

起動後、起動したまま古いコンパクトフラッシュを引き抜き、新しいコンパクトフラッシュと入れ替えます。古いコンパクトフラッシュは大事にとっておきましょう。

新しいコンパクトフラッシュをフォーマット

新しいコンパクトフラッシュをフォーマットします。

Router#format flash:

TFTP で新しい IOS を転送

CISCO1812J に任意の IP アドレスを設定し、TFTP サーバーとの接続性を確認後、以下のコマンドを実行します。実行後、いくつかの質問に答える必要がありますが、Cisco における一般的な情報となりますので、本稿では省略します。IOS 転送前に電源を落とすと最初からやり直しとなりますので注意しましょう。

Router#copy tftp: flash:

再起動

CISCO1812Jを再起動します。問題なければ、新しいコンパクトフラッシュと新しい IOS で起動するはずです。

Router#reload

参考)出荷時期によるメモリとフラッシュの違い

CISCO1812J は、出荷時期によって以下のようにメモリとフラッシュが異なっています。

項目
メモリ128MB256MB
フラッシュ32MB64MB
CISCO1812J 出荷時期によるメモリとフラッシュの違い

Cisco の IOS は多くのバージョンがありますが、新しい IOS は新しい機種でなければインストールできません。無理やりインストールできる場合もありますが、コマンドが入らなかったり、動作が不安定になるのでやめましょう。これらの情報は Cisco の IOS ダウンロードサイトに記載があります。ダウンロードには Cisco の用途に応じた正式なアカウントが必要ですが、情報を閲覧することはできます。

Cisco CISCO1812J のコンパクトフラッシュ交換

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